
- プラグインって何?
- どのプラグインを入れたらいいのか分からない
- 導入することでリスクはないの?
こんなことをお悩みではないでしょうか。
この記事では、ブログ運営におすすめのプラグインをまとめました!

導入方法やよくある質問も紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。
プラグインとは何か?
まずは、プラグインについて基本的な部分をご紹介します。
プラグインの基本と仕組み
プラグインは、WordPressに後から機能を足すための追加ソフトにあたります。
WordPressの機能を増やすことができ、自由に追加・削除ができるため、簡単に自分専用にカスタムすることができます。
プラグインとは、WordPress にすでにある機能を拡張・追加するための手段です。
WordPress のコアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないようなるべくコンパクトに設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったプラグインを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。
WordPressフォーラムより抜粋

「必要最小限だけ入れる」が鉄則です。入れすぎると重くなり、ページが表示されるまでに時間がかかるようになります。
テーマとの違い
テーマは「見た目と配置」を決める衣装で、プラグインは「できること」を増やす道具に当たります。
色や文字の大きさ、枠組みはテーマで変更し、問い合わせ欄や画像の軽量化などの機能追加はプラグインで行いましょう。

役割を分けておくと、後からテーマを変更しても機能面が崩れにくくなりますよ!
プラグインのメリット
プラグインを導入することで、さまざまなメリットがあります。
- 必要な機能を、必要なだけ追加することができる
- プログラミング等の知識がなくても問題ない
- 追加した機能をアップデートすることができる
プラグインの機能
プラグインを使う最大のメリットは、必要な機能を後から足せる点です。
問い合わせ欄の設置や画像の軽量化など、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
ただし、最初から全て導入する必要はありません。
少しずつ導入して、必要に応じて増やしていきましょう。
- 問い合わせフォームを追加
- 目次の作成や表の整形
- 画像の圧縮
- サイトマップを生成
- 迷惑投稿対策
メリット
ブログの記事づくりは同じ作業のくり返しが多く、そこを自動化できると効率的に作業することができます。
プラグインは見出しから目次を作ったり、画像の大きさ調整や書式の統一も任せられるため、自分で整える時間を大きく減らせます。
また、ページの読み込みが遅いと途中で離脱者が増え、伝えたい内容を届けることができません。
プラグインならページの動きを軽くすることもできます。
さらに、検索で見つけやすくする仕組み(SEO)を助けるプラグインもあるので、専門的な知識がなくても見つけてもらいやすいサイトを作ることができます。
- 作業の効率化
- ページ表示速度の高速化
- SEO対策

メリットがたくさんあるので、自分に合ったブラグインを導入しましょう!
プラグインの導入4ステップ
プラグインの導入方法についてご紹介します。ここでは、後ほど紹介する「EWWW Image Optimizer」で作業します。
まず、WordPress管理画面のプラグインからプラグインの追加を選びます。

右上の検索ボックスに「EWWW Image Optimizer」と入力すると、該当するプラグインが表示されます。

導入したいプラグインの「今すぐインストール」をクリックしましょう。

インストールしたら、「有効化」をクリックすれば完了です。


インストールするだけでは機能を追加することができないので、必ず有効化して下さい!
導入必須のプラグイン6選
これから紹介するプラグインは、ブログ運営に必須のものばかりです。
ぜひ導入を検討してみて下さい!
EWWW Image Optimizer(画像圧縮)

画像はテキストよりも容量が大きいため、挿入するほどページの表示速度が低下してしまいます。
このプラグインを導入することにより、画像を自動で圧縮し、ページの表示速度を向上させることができます。
ページの読み込みが遅い場合、ユーザーのストレスにつながり、途中離脱が増えるので注意して下さい。
- 画質を保ったまま容量を削減し、読込時間を短縮できる
- 画像が順に表示され、サイトの読み込みが速くなる
- スムーズに表示されることで、ブログ内の回遊の増加につながる
XO Security(セキュリティ対策)

ログインに関するセキュリティを強化することができます。
WordPressは利用者が多いため、ハッカーに狙われる恐れがあります。
情報漏洩やブログ改ざんのリスクを減らすために導入しましょう。
- 不正なログインを抑え、乗っ取りの危険を下げられる
- 変更点を監視でき、改ざんを素早く見つけ出せる
Contact Form 7(問い合わせフォーム作成)

問い合わせフォームを作成することにより、アフェリエイト等の審査に通りやすくなるので、収益化を目指すなら必ず導入して下さい。
また、訪問したユーザーからブログの間違いを指摘してもらえたり、仕事依頼をもらえる場合もあります。
- 仕事依頼をもらえる可能性がある
- サイトの安心感を高めやすい
- Googleアドセンスの審査に有利になる
- ユーザーとつながることができる
Google XML Sitemaps(サイトマップ生成)

SEO対策に重要なXMLサイトマップを自動で作るプラグインです。
記事や固定ページなどのURLを一覧化し、Googleなどの検索エンジンがページを見つけやすくしてくれます。
- XMLサイトマップを自動生成し、検索エンジンにページ構造を正しく伝えられる
- 記事の公開・更新に合わせてサイトマップを自動で最新化してくれる
Broken Link Checker(リンク切れチェック)

記事が古くなるにつれて、リンク切れのリスクが高まります。
自動で記事内のリンク切れを見つけ出し、リンク修正もプラグイン内で行うことができます。
- リンク切ればSEOに悪影響
- プラグイン内で修正できるため、記事自体を修正する手間を省ける
WP MULTIBYTE PATCH(文字化け対策)

WordPressは元は英語で作られているため、日本語を使うと文字化け等の不具合を起こすことがあります。
WP MULTIBYTE PATCHを導入することで、日本語でも問題なく使用することができます。
- 文字化けがなくなる
- 文字数カウントの不具合がなくなる
おすすめのプラグイン8選
これから紹介するプラグインについては、自身が運営するブログで必要なものを入れるようにしましょう!
Table of Contents Plus(目次生成)

自動で目次を作成してくれます。また、固定ページやサイトマップを作成することもできます。
目次を表示することで、ユーザーが知りたい情報にダイレクトでアクセスすることができ、利便性が向上します。
- 目的情報に飛ぶことができ、ユーザーの手間を減らせる
- 記事全体の構造が伝わる
- 折りたたみに対応し、画面を邪魔しにくい
- 携帯画面でも操作しやすい
- 新規記事の発見速度が上がる
reCaptcha by BestWebSoft(迷惑投稿対策)

ブログを運営を続けていると、記事に関係のない悪質なコメントがロボットにより大量に投稿されることがあります。
このプラグインを導入することで、コメント欄を保護してくれるため、スパム対策に有効です。
- 怪しいコメントを自動で隔離し、コメント欄を整理することができる
- 手作業での確認が減ることで、対応時間を短縮できる
BackWPup(バックアップ)

サイトのバックアップを取ることができるプラグインで、復元も簡単です。
ただし、レンタルサーバーの中には自動でバックアップしてくれるサービスがありますので、必要に応じて導入するようにしましょう。
- 自動でバックアップしてくれる
- 簡単に復元することができる
- バックアップ先を増やすことでリスクを軽減できる
WP Fastest Cache(ページの表示速度向上)

キャッシュを生成することより、ページの表示速度を向上してくれます。
- 再訪時の読み込みが短くなり、途中離脱の減少が期待できる
- 混雑時の負担を下げ、急なアクセス増にも耐えやすくなる
- 写真や文字を圧縮し、通信量の節約につながる
- 携帯回線での表示も快適になる
- 速度評価が改善され、検索順位にも良い影響が出る
All in one SEO(SEO対策)

専門知識がなくてもWordPressのSEO設定を一括管理できるプラグインです。
タイトルやメタディスクリプション、SNS連携などを記事ごとに簡単に設定できます。
- 基本的なSEO設定を一括管理でき、設定漏れを防げる
- タイトル、メタディスクリプションを記事ごとに設定できる
Redirection(自動転送設定)

ブログを運営していると、古い記事を新しい記事に差し替えたい時があります。
そんな時に、古い記事を削除または非公開にすると、外部のリンクから訪問したユーザーにエラーメッセージが表示されてしまいます。
そんな時にこのプラグインを導入すると、古い記事から新しい記事へ自動で転送してくれるようになります。
- ユーザーを新しい記事に自然に誘導できる
- 古い記事の検索エンジン評価を引き継ぐことができる
Site Kit by Google(Googleと連携)

Google公式ツールである「サーチコンソール」と「アナリティクス」などと簡単に連携することができます。
どちらも、ブログを分析する際の必須ツールです。
- 専門知識がなくとも、Google公式ツールと連携できる
- 収益化する場合は、Googleアドセンスとの連携もできる
- Googleのサイトへ行かなくとも、プラグイン内でアクセス解析可能
Flexible Table Block(テーブル表拡張)

WordPressのブロックエディタで柔軟な表を作れるプラグインです。
ブログで表を多用する場合は導入を検討してみて下さい。
- セルを結合することができる
- 横スクロール表示の導入
- セルの幅を調整可能
- 配色の変更
よくある質問
何個まで入れて良いの?
上限はありませんが、必要最低限だけ入れるようにしましょう。
多くのプラグインを入れると負担が大きくなり、サイトの表示速度が遅くなってしまいます。
その結果、ユーザーの離脱が増え、SEOにも悪影響を与えてしまうことも。
また、プラグインの脆弱性を利用され、ウイルス感染するリスクも高まります。
さらに、プラグイン同士の相性により干渉を起こし、WordPressが機能しなくなる恐れもあるので注意して下さい。
- サイトの表示速度低下
- セキュリティが弱まる
- プラグイン同士が干渉

導入するのは10個以内、多くても15個以内に抑えましょう。
無料と有料どちらが良い?
プラグインには無料で利用できる機能と、有料でしか利用できない機能があります。
まずは無料のプラグインを導入し、必要に応じて有料のプラグインを検討するようにしましょう。

初めは無料のプラグインで問題ありません!
テーマと機能が重なる時は?
テーマにある機能で対応できる場合は、プラグインを導入する必要はありません、
似た機能がある場合は、どちらが使いやすいかを検討の上、決めるようにしましょう。

繰り返しになりますが、プラグインは必要最低限にしましょう!
不具合が出たら?
直近に導入した、または更新したプラグインを一つづつ無効化してみましょう。
不具合が解消したら、無効化したプラグインに問題がありますので、削除して下さい。

不要なプラグインは、必ず削除して下さい。
まとめ
WordPressブログにおすすめのプラグインを紹介しました。
プラグインは便利な機能を持つものが多く、入れすぎなければブログ運営にメリットがたくさんあります。
今回紹介したプラグインを、ぜひブログ運営に役立てて下さい。
ブログを始めてみたい方へ
以下の記事で、ブログの始め方を、初心者の方でも分かりやすいよう画像付きでまとめています。
これからブログを始めたい方は、参考にして下さい!
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